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展示内容

 
 ここに陳列された日用品の数々は当時の生活ぶりを雄弁に語っている。館内に 再現された炉端には、暖をとりながら疲れと不安をぬぐいさっている先人達の姿 が浮かび上がる。古びた日用品は先人達の息吹を伝え、共に歩んだ歴史が刻まれ ている。    「ドサンコは家族の一員でな、背が低く、小柄だけど、力持ちで頼りになる奴 だったよ。冬中笹を食って、寒さと粗食に耐えて生きてきたもんだ。」  人馬一体。昔を語るにこの言葉が一番ふさわしい。田畑の開墾、荷物の運搬、 そして人間の”足”として馬が走った。人々は馬に随分助けられた。だからこそ こよなく馬を愛した。
 
 「我が国の玉葱栽培この地に始まる」  札幌村の繁栄は玉ネギがもたらしたと言っても過言ではない。明治13年、元 村の中村磯吉が栽培に成功して以来、村には玉ネギ畑が広がり、一大産地となっ た。肥沃な大地、恵まれた気候条件に甘んじることなく、先人達は努力を重ね” 札幌黄”を作り上げた。そして札幌黄は国内各地はもちろん、海外へも渡って行 った。    
     
     

開拓当時の農作業風景へ


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